惜しくもベスト10入りは逃しましたが、お薦めのタイトルを紹介します。

WILL IT GO ROUND IN CIRCLES (EC IS HERE)

ハハハ、このタイトルをこんなに高く評価する方はなかなかいないだろう! なんと言っても、この日は"My father's eyes"です。 (個人的に"My father's eyes"が好きだってこともあります) 本ツアーでの"My father's eyes"は連日素晴らしいソロを延々と聞かせてくれました。 だが、この日のソロは、マジ〜!素晴らしい。 めくるめく繰り広げられるソロが続く中、 誰もがもう終わるだろうと感じる所からさらに 1フレーズ、そしてまたさらに1フレーズ... オーディエンスから自然と「ウォ〜」と歓声が... そして、全体的にもかなり素晴らしいライブです。 B.Prestonの Will it go round in circlesもイカす! 音質もVagabond最終日に匹敵する超高音質、未聴の方、是非聞いてください。(おとぼけチュー:ベスト6の3位)


GENRAL PROBE 1999 REVISITED (MV)

今回のリリースはマスターからの収録で音質もピカピカ(笑)。 1枚もので聴きやすいということで頻繁に愛聴しました! 改訂盤に納得です!(KEY:ベスト6の4位) MV既発音源ですが、マスターの格が違います。 脅威の音質と言って、過言ではないでしょう。 余りに素晴らしい音質に感激して、数日後に保存盤としてもう一枚買いに 行ってしまったCDです。(後にも先にも、同一盤を購入したのはこれだけです。)(スローハンドM谷:ベスト10の9位)


MOTTO,MOTTO (WW)

Journeyman In Osaka Remasterと比較すると、格段に 音は落ちますが、なかなかの熱演です。 A Remark You Made冒頭での女性の叫びから場内が わっと盛り上がる様子は微笑ましい。隠密録音ならでは の味わいですね。(隠密:ベスト6の6位) 隠密さんがいってたように「Journeyman In Osaka Remaster」よりは若干落ちます が、それでも個人的には結構高音質だと思っております。実際90年のAudの中では フランクフルトと大阪の次くらいにくるんじゃないでしょうか。そういうわけで ジャーニーマン・ツアー・ファンとしては無視できませんよね。なおMasterportから 出た同日別音源盤「Journeyman at Budokan」も悪くなかったんですが、本作の方が 音質・収録内容ともに勝ってました。(猫:ベスト10の7位)


TAKE AWAY PICNIC (WW)

いや〜、特別期待していなかったせいかも知れませんが、この音には驚きました。 大変な高音質です。この頃のセットリストがそれほど好きでないのでこの順位ですが、 音質だけならもっと上位に入れるところ。同時期の音源では、Slunkyの「Slowhand in paradise 」や、Masterportの「Dublin '78 First night」 、「Dublin '78 Second night」 なども良かったが、この「Take away picnic」があまりにも良かっ たので他はランク外となりました。なおMasterportのダブリンは1日目の方がいいよ うにいわれてますが、私はどちらかというと2日目の方が気に入りました。1日目は 迫力はあるが、音が歪むんですよ。(猫:ベスト10の4位)


DREAMER'S BALL(Masterport)

スティング飛び入り音源。 やっと出たって感じで選んでしまいました。(隠密:ベスト6の5位)


GOD BLESS YOU(MV)

来日前にはこれと「TWISTED LIPS」ばかり聴いてました。 音質的には「TWISTED LIPS」の方が好みなのですが、ボーナス・トラックのDOYLE BRAMHALL Uに惹かれて…。 ブラムホールの3枚のアルバムはどれも必聴です! BFさん、今度レプタイル・ツアー・ブートを出す時はボーナス・ディスクとして前座も入れてちょ!(まる:ベスト6の5位)


1975 JAPAN TOUR FINAL(Masterport)

出ました!’75日本公演音源!ドミノス期に次いで、大好きな時期(Tour)なんです。 前年のふらついた酔っ払いお兄さんの演奏(大好きな方がいたら、ゴメンナサイ!) を一気に払拭した、滑らかなな指裁きとそこから繰出されるシャープなフレーズ。あの白のテレキャス・・・。 そしてドミノス期を思い起こさせるあの精悍なマスク&ロングヘアー! その最高時期の武道館最終日、未Boot化の最高の演奏がやっと聞けたんですから。 ただ一言、Disc2の「Little Wing」で泣いて下さい。(スローハンドM谷:ベスト10の5位)


TWISTED LIPS (MV)

ロシアというレアな公演地の収録、また普段以上に丁寧なMCに 御大の人柄の知れるなかなかのものでした。 ハプニングもなかなか興味深かったです(爆)。(KEY:ベスト6の6位)


GOT THE POWER (SLUNKY)

これは75年の10/23大阪、10/24京都、11/1武道館の6枚組。M谷さんがいうように 大阪と京都はWWから出てるんですが両日ともWWとは別音源で、大阪はWW「As the years go passing by」よりかなり良好(といっても大したことはない笑)、京都も WW「Long distance to the crossroads」 より良好でした(この日はクリアだがノイ ズがあり大したことはない笑)。11/1武道館は既発「Welcome Back」の音源を主にし て、Reel master「Laid back again in Japan」の音源で補ったもので、十分聴ける 音だが大したことはありませんでした(笑)。「Welcome Back」音源の部分の方が 「Laid back again in Japan」より音が良いので、前者に欠けてる部分を(?)後者 で補ったのでしょうが、私は「Welcome Back」を持っていないので詳細は不明です。 編集は丁寧でしたね。多分結果的にこの日の最良のブートになっているんでしょう。 というわけで、全体として凄い音質というわけではないが、75年日本公演中3公演 を相対的ベストの音or内容で収録ということで、75年ファン・日本公演ファンには 必須のブートだと思います。 (10/23大阪についての追記)友人O氏から、10/23大阪についてもWW盤とSlunky盤は 同ソースではないかという指摘を受けました。さらにアンコールの「Further on up the road」がSlunky盤ではカットアウトになっているので、WW盤では途中から別の日 が繋いであるというのです。それで僕も調べたところ、WW盤はジェネがかなり高く、 イコライジングがきつく、「Layla」の始まる前の部分がSlunky盤より十数秒短く、 しかも変な編集があるので(例えば「Badge」の前の部分)、非常に比較しにくいの ですが、結論としては両者は同ソースのようです。また「Further on up the road」 については、WW盤では0:45以降は10/24京都のソースに繋いであることが分かりまし た。いずれにしてもSlunky盤があればWW盤は不要ですね。(猫:ベスト10の8位)


LAIDBACK (MV)

大好きな74ツアーの4枚組み!愛聴しましたね。まさにレイドバック!(zak:ベスト10の9位) 74年レイドバックは好きなんで、これも入れたかったんですけどね。9/29分は 「Little Jeep」(Akashic)と比べてノイズは若干少ないものの大幅な音質アップはあ りませんでした。6/30分は既発「Welcome Back to NY」(EC in person)より大幅 アップだったのでしょうか?知ってる方教えてください。(猫)


WELCOME TO NY (SILVER HORSE)

おお、これがベスト10に入るか?という声が聞こえそう。この日(7/13)は74年 レイドバック・ツアーの中では結構気合が入ってて演奏が充実してる日なんですよ。 で、本作はこの日の初登場全曲収録のAud音源(2CD)とフルセットに3曲足りないSB 音源(1CD)の3枚組で、Audの方は音質良好、SBの方も既発「Bright Lights in Blues City」より若干音質向上していて、この日の決定版、ということは74年の代 表ブートの一つといってよいんじゃないでしょうか?地味ですかねえ。ところで今気 づきましたが、既発「Bright Lights in Blues City」には「Bright Lights、Big City」が収録されていないんですよ。それで何故このタイトルになったのだろうか? タイトルをつけた人はこの日この曲をやったということを知ってたんでしょうかねえ ?なおAudの方は同音源がMasterportからも出たんだけど、そっちはどうだったのか なあ。(猫:ベスト10の9位)


BLIND FAITH DELUXE EDITION (OFFICIAL)

ブートじゃないやんけ!なんて言わないで下さいね(笑)音源的価値は一級のドキュメントですね。 昔MORGAN REHEARSALというタイトルがありましたが、BLIND FAITHのジャムって聴いてて 飽きないですね〜〜〜 さすがオフィシャル!といったところでしょうか。こんどはクラプトンソロの DELUXE EDITIONに期待!! (zak:ベスト10の10位)


FEAST AWAY(ZIG ZAG)

一昨年末ギリギリのリリースでしたので、強引に入れました。 確かに既発同一ソースを使用した部分があったり、同時期に同じ音源のCDが出たり しましたが、ドミノス期の音源を、初期段階〜終末段階まで美味しいとこ取りで セット物として上手く纏め上げた事を評価したいと思います。(スローハンドM谷)


MERCI BEAUCOUP(MASTERPORT)

昨年のRAHを除くレプタイルTour物の中では、このタイトルがお気に入りなんです。 ECの演奏、オーディエンスの程よい反応(USとは大分違いますよね。)、ホール エコーが適度に効いた高音質。お勧めの一枚です♪ 放送音源もあったのですが、個人的好みではGoodオーディエンス物が好きなんで。 あそうそう、おとぼけチュー!さん、「Will it go round in circles」を選ばなくてご免チャイ! あれも侮れない一枚だったのですが・・・。(スローハンドM谷)


それではベスト3にいきましょう!!